AKのDAP(音楽プレイヤー)に使用されている左右の独立した2.5mmバランスケーブルをMMCX端子で自作しました。簡単な作る過程とともに紹介しようと思います。

注意

イヤホンの極性や、半田付けのミスなどで、音がならなかったり、最悪の場合イヤホンが壊れることが考えられます。このエントリを参考に作成する方は、あくまで自己責任でよろしくお願いします。また、半田付けをするため火傷には十分に気をつけてください。

用意するもの

次のエントリで紹介されている工具を使用します。


 

今回使用したパーツはハンダを含めて次の通りです。秋葉原にあるオヤイデ電気と千石電商で購入しました。

材料

作成

今回作成する2.5mm4極のバランスケーブルはAKシリーズ用に使用するので、それぞれの端子は次の写真のように先端からR+、R-、L+、L-という配置になります。そしてR、Lそれぞれの+と-をMMCX端子の+と-に接続します。今回は青を+、Lを-としました。

2.5mm4極端子の図 mmcx端子の図

写真は、2.5mm4極プラグをジャックにさして写真を撮っています。右側がプラグの半田付け面で、左側から、L+、R+、R-(一番内側の直径がもっとも小さい端子)、L-(一番外側の大きな部分)となっています。それぞれの端子をテスタの導通チェックで確認することや、プラグのデータシートなどを確認することをお勧めします。

端子を確認したらケーブルを好きな長さにカットします。私の場合は、1.0mケーブル長があれば足りるので、少し余裕を見て1.2mに切り分けました。切り分けたらケーブルの皮膜を数mm剥いてハンダ付けをします。

半田付けをする端子

それぞれの端子にハンダ付けをしていきます。終わったら好きなように分岐をするところまで編んでいきます。私は4本なので4つ編みをしました。

編み終わったら、熱収縮チューブをプラグカバーの大きさほどにカットし、ケーブルに通してヒートガンやライターなどを使って収縮させます。

熱収縮チューブをカット

熱収縮チューブ

収縮させたら、分岐点させた点から先を編んでいきます。この時、2本に分かれるペアがL+とL-ないしR+とR-になっていることを必ず確認してください。

一般的なイヤホンは強度を保つために、分岐点にカバーをかけたり熱収縮したりしますが、私の用途では負荷がかからないと思っているため、特に対策をせずに作成しました。

ケーブルの分岐点

そして、分岐点以降も編み終わったら、MMCX端子に半田付けを行います。

mmcxの半田付け

半田付けを終えたら、テスタで、導通チェックを行い、よければカバーをかぶせます。この時、絶縁と強度向上のために、多めにボンドを流して固定しましょう。これでケーブルは完成です。

ボンドで強度を向上 ケースを固定

あとは、持っているイヤホンとプレイヤー接続して、好きな音楽を聴きましょう!

完成図拡大

作成したMMCXバランスケーブルについて

今回、使用したケーブルの「銀メッキ7/0.12(0.08SQ)撚線 ジュンフロン(FEP)被覆」は、オヤイデの方に余らせるとショックノイズがひどいですよという話を聴きました。確かに、歩きながら聞いたりすると気になる時がありましたが、いわゆるシュアがけをすれば、あまり気になりはしませんでした。

音は、中域から低域にかけてブーミーで、押し出しが強くベースが気持ちよく感じました。音場は狭めですが楽器数の少ない楽曲(バンド曲)にとても相性がいいと感じています。